フリーランスへの転身を検討しているモニタの前の君へ

eyecatch

自己紹介

フリーランスのデザイナーをしている「かとういおり」と言います。

自撮り写真

  • ここ最近で一番写りの良い自撮り写真です。
  • 半年ぶりに美容室に行った後、浮かれ気分で家のトイレで撮りました。
  • 下はジャージ。

基本的に自宅での単独作業となりますので、孤独です。

今回は「フリーランスアドベントカレンダー」に参加させていただき、本記事を書くに至りました。

本記事では、「で、フリーランスって実際どうなの?」というなかなか聞けない箇所に若干踏み込みつつ、育児との相性についても言及していきたいと思います。

フリーランス歴

1年と9ヶ月

2015年4月に開業しましたので、2016年12月で1年9ヶ月となります。

約10年の会社員(研究開発系のシステムエンジニア)生活の後、独立に至りましたので、社会人歴としては13年となります。趣味でデザインをお請けする傍ら、正社員としてシステムエンジニアをやっておりました。

※詳しい経歴はプロフィールをご参照くださ
かとういおりプロフィール

業務内容(デザイン)

開業の2015年4月~2016年12月現在までに関して、案件の各種割合を出してみました。

業務内容内訳グラフ「WEBデザイン・制作系の、法人様からの下請け案件」が主な業務となります。

普段は自宅で作業しており、主にSkypeで先方様とリアルタイムにやりとりしつつ仕事をしております。

仕事は、様々なご縁によって頂いております。
「いつものあれ…」「うちの会社でこんなの作りたいんだけど…できる?」
というようなお話が多いです。

この辺は「どうやって仕事って舞い込んでくるんだろう?」みたいな点に特化した記事を書いてみたいね!

年収

多分一番、話題として触れ難く、しかしながら聞いてみたい値がこちらかと思います。
フリーランスの年収。

下記3点を以て比較してみました。下記の通りになります。

  1. 2016年の私の年収(税込)
    10月ご請求時点での額
  2. 2014年の短時間勤務時代の年収(税込・ボーナス込)
  3. 正社員1年目の年収(税込・ボーナス込)

年収比較やっぱりこの記事を読まれる方は、ここ(フリーランスの収入)がすごく気になる点だと思うんですよね。割りとリスキーな内容ですが、せっかくのイベント記事ですので、ふんわりと言及してみました。

収入を上げるポイントは、「お金になるかどうかわからない案件」よりも「確実に投資(=お金、ご縁)になる案件を請ける」ことじゃないかと思います。自分の時間とスキルを投資してしっかりリターンが得られるもの…費やした時間がそのまま稼ぎになるように。

その為に、下記を始め、いくつか自分ルールを設定しました。

  • クラウドソーシングはしない(自身が発注する側は有りだと思う)
  • コンペ形式の案件は請けない(受注に至ったらお金が支払われる系)

※お金については…年収よりも生涯年収のが何倍も大事だと思うよ!長い目で見た将来の為に投資するものはしっかり選んで!
※ちなみに年収だけど、経費も結構かかっているので、手元に残る金額はそこまで多くはないよ!

フリーになった経緯

大学卒業より、11年間システムエンジニアをやっておりました。
なりかった職業(システムエンジニア)、やりたかった仕事(研究開発)だったこともあり、元々残業や業務に対して苦手意識は無く、なお職場環境にも恵まれておりましたので、前職の内容がフリー転身のきっかけではありません。

トリガとなったのは、育児です。
現在子供が2人おりますが(5才・8才)、2人目出産後の職場復帰後、上の子の小学校入学を機に、働き方について再検討することとなりました。

育児をしながら仕事をする事の大変さに関しては語らせると銀河系を超えてしまう程長くなりそうなので割愛しますね。

 

 

 

フリーランスへの転身を検討している
モニタの前の君へ

さて、ここからが本記事のメインコンテンツとなります。

フリーランスになる決心

以下、ちょっとつまらない記事ですので、アレでしたら飛ばして読んで下さい。
自身がフリーランスへ転身するに至ったフローになります、が、先述しましたようにフリーランス転身のきっかけは「育児」になりますので、その点ご承知おきくださいませ。

 

私の場合は、「フリーランスになる決心」≒「会社を辞める決心」でした。
この辺の決意の中身は、人によって違うと思うけれど。

再度自己分析だ!

会社を退職する事を後悔しないために、自身も納得のいく理由を以て仕事を辞める為に、改めて自己分析を行いました。

ここでポイントになるのは、「フリーランスになる(=会社を辞める)に足る必要十分条件を見出す」事でした。

例えば、「育児と仕事の両立が辛いから会社を辞める」←これ。
「会社を辞める」に対して「育児と仕事の両立が辛い」というのは、必要十分条件でしょうか?
この場合、「会社を辞める」以外の方法も十分に考えられます。

ですので、まずは会社を辞めずに事態を好転できないか検討してみました。

まずフリーランス転身のきっかけとなった問題点のひとつは「育児と仕事の両立が出来ない」
「育児が満足にできていない」「仕事が満足にできていない」という自覚がとても大きかった事です。

具体的に「育児が満足に出来ない」「仕事が満足に出来ない」とはどういうことか?
下記に事例を挙げてみます。

育児が満足にできていないと感じる時

  • 平日、子供と話せない
    会話の8割(体感)が子供への指示
  • ご飯を作ってあげられない
    朝はバナナとヨーグルト、夜はスーパーのお弁当
  • 子供に関する様々な忘れ物
    保育園への持ち物、提出物等、とにかく忘れる。これが保育園と小学校の2つになったら?やばい。
  • 予防接種が滞る
    病院で超怒られた
  • ちょっとした事では(会社を休まないといけないので)病院へ連れて行く事をしない
    「37.4度…高いけど…まぁセーフ」⇒保育園GO⇒子どもへの負担

仕事が満足にできていないと感じる時

  • アンドロメダまで続くので割愛

なるほど。上記の根本原因ってどれも…

時間が足りないんだな?

さて、私の場合は、産後は「勤務時間6時間」という短時間勤務にて勤めておりました。
勤めていた会社では、この短時間勤務制度を、子どもが小学校を卒業するまでの間使うことができます。
また、在宅勤務制度もあり、これはね、ほんと、育児する人にとっては大変恵まれた職場といえます。

でも…

時間が…足りないんだな?

「家に居ない時間」の算出と認識、最適化の検討

ここで1日の「時短勤務における家に居ない時間」について考えてみます。

会社での勤務時間(6時間)職場~保育園~自宅の往復の通勤・移動時間(3時間)=9時間

この「家に居ない9時間」をどうにか短縮できないかの検討からはじめました。
「9時間」から、例えば2時間捻出することができれば、事態は好転するかもしれない。

その時間を捻出する為の案として2案を考えました。
(実際は時間捻出の為に色々な試みをしておりますが、本題と逸れますので割愛いたします。)

  1. 家から近い職場へ、短時間勤務制度を保ったまま異動
  2. 完全在宅勤務で移動時間を無くす

1について職場にて相談したところ「雇用形態が総合職から一般職に変わり、エンジニアではなくなるが、時短勤務のまま自宅から片道30分のオフィスへの異動は可能」でした。

つまり、もう少し詳細に書くと下記の2案になります。

  1. 年収は下がるが、時短勤務のまま自宅から片道30分のオフィスへの異動
  2. 基本的に自宅から出ないでできる仕事(通勤無し)に転職

1の状況になる事で得られる二時間と、2の状況になる事で得られるモノを比べると…あれ?フリーランスも…いいんじゃないかな…

ちょっと…いやかなりはしょってしまっておりますが、おおよそこのような流れにてフリーランス転身を強く考えるようになりました。

パッションを抱け(今の仕事を手放す為の勇気)

人によって、勤め人からフリーランスになる決意をするに至る背景は、様々だと思います。また、その際に必要になってくるものも様々だよね。資金?コネ?

得に私に必要だったのは、仕事(正社員)を手放す勇気でした。
前段落で若干ロジカルに考えたので、ここでは感情を爆発させます。

( ᷇࿀ ᷆ )<なんでフリーランスになるの?

passionの方程式

スキルは組み合わせて使え!!
~どんな強みをもったフリーランスになるか?

同業他者様と差別化を図る事で、お仕事ゲットだぜ!

闇雲にフリーランスになるのではなく、「どんなフリーランスになるか」も考えていけるといいんじゃないかな。

自分の強みって、何?

自分の強みは、他との差別化に繋がります。

ずばりスキルの組み合わせで作り出します。

自分の持ちうるスキルをまず全部箇条書きにしてみてください。
「これは仕事になるかな?」など考えなくていいです。

下記は私の場合。

  • デザイン(Adobeが使え、その環境が揃っている)
  • コーディング(Javaを中心にC#、VBや、WEBアプリ関連も)
  • 設計(画面設計から、システムの上流~下流まで経験あり)
  • UX(ユーザエクスペリエンス)を学んだよ
  • オーケストラやアンサンブル、楽団の運営業務を知っている
  • イラストスキルが平均以上と自負してる

これらを組み合わせます。

例1

  • デザイン
  • オーケストラやアンサンブル、楽団の運営業務を知っている

「演奏会業務が理解できており、自身で効果的な宣伝媒体を一貫して作成可能」

例2

  • 設計(UI設計)
  • デザイン
  • コーディング

「WEBやシステム、アプリケーションの見た目のデザインの作成、実装まで一貫して作成可能」

以上2つの強み(=差別化ポイント)を元に、自分の方向性を決めました。

強みや方向性がはっきりしていると、お仕事を依頼する際に、依頼者様も安心できますよね。

業務内容に1mmでいいから「好きなこと」をねじ込む

好きなことを仕事に!とかコピーによくあるあれではなく…
エッセンス。ほんの少しのエッセンスでいいので、業務内容に「好きなこと」をねじこむ事で、継続しやすくなると思います。

仕事、気が進まない日だってあるだろうね。でも、ちょっとでも好きっていうエッセンスが含まれていると、「やろう」って言う気持ちが、少しだけ大きくなるから。

人はフリーランスに生まれるのではない。
フリーランスになるのだ。

あまり技術力に自信が無いけどフリーでやっていけるのかな?

「フリーでやっていくんだ!!!(寝たい!!)」という強い欲望と、
「自分のできる事」をよく理解して、業務に対して
「自分のスキルで対応可能な案件か否かの判断」
「工数見積もり」
ができるか否かがまずは重要で、スキルは「ある程度」必要、そういう塩梅かなって思います。

この辺も色々詳しく書きなぐりたい点ではございますが、長くなるので割愛いたします。

あと大事なことだから二回書くけど強い欲望。人間の行動力の源泉って、欲求だと思う。

それよりも磯野ぉ!フリーになった際の具体的ビジョンを考えようぜ!!

フリーになった後のToDoやビジョンを想像してみるのも大事だよね。

開業届けは出す?
出さないと確か「かとう いおりさん(自称デザイナー)」って表記になっちゃうはず。出すよね。

税金の申告は白にする?青にする?稼ぐ気満々なら絶対青だよね!
デザイン系の協会に所属する?その条件は何がある?

フリーになったら、もしかして朝スタバに行ってコーヒー飲みながらノマドできちゃうんじゃない!?

平日日中に取材と称して見に行きたい展示会へ行けるんじゃない!?

楽しいことも沢山考えていきたいね!!

直面するであろう問題について事前に対策をとっとこ!

例)体調不良になった時は?
⇒横のつながりを作っておき、もしもの時は仕事を頼めるようにする

フリーランスの自分の認め方

それでもやはり、フリーランスになるのは不安です。
色んな点において不安なんだよね。

安定した収入がなくなるのは不安です。
また、社会からの見方も変化するのでは。「正社員」「フリーランス」、きっと違うよね。

恐らく、自分で自分を認める事ができないと、継続は難しいです。

ですので、

どうすれば自分はフリーランスとしての自分自身を認める事ができるだろうか?
正社員への未練を経つ事ができるだろうか?

について考えました。

自分を認める為に、フリーランスになるに当たって、これがクリアできたら”がんばったな~”という実感を持つことができそうな定量的な目標を2ステップに分けて設定しました。

  1. 年収が【短時間勤務時の税込年収(ボーナス込)】を超える
  2. 年収が【同年代の正社員の年収】に追いつく

自分で自分を評価してあげるのです。孤独だ。
尚、2016年はご縁に恵まれまして、目標1をクリアする事ができました。

めいいっぱい自分を祝いました(孤独に)。

孤独なケーキ

定性的な目標もあったっていい。

  1. 育児・家事について、勤めていた頃にはできなかった事、できないであろう事をする
  • 食べたい夕飯を作る、家をキレイに保つ


  • 子供が平日家に友達を呼んで一緒に遊べるようにしてあげたい
  • 子供の宿題を見てあげる
  • ネットスーパーを使う

目標を設定し、達成することで、継続力につなげます。

尚、上記定性目標は、フリーランスへ転身した事でほぼ達成する事ができました( ᷇࿀ ᷆ )

フリーランスと育児・家事の相性は「とても良い」と言えます。

まとめ

なっがい記事になりましたが、以上が自身のフリーランスとして思うところであります。

安定収入の道から外れてしまいましたが、こと家事・育児に関してフリーランスに転身してよかったと自信を持って言えます。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

付録

今使っている有料サービス

  • 請求書作成サービス「misoca」
    お見積もり書、ご請求書などの経理関係の書類作成・管理。郵送もしてくれる。
  • やよいの青色申告
    確定申告用。上述のmisocaとシステム連携している。
  • Dropbox(有料版)
    出先で作業する際に必須。デザインデータをクラウド管理してメインマシンとサブマシン両方で作業可能とする為。データのバージョン管理もしてくれる為、幾度となく助けられる神様のような存在。ただし、自分ルールとして、顧客データは保持しない。

税関係で読んだ本

フリーになる前に事前に税金関係について理解しておきたかった為に2冊本を読みました。
前者は読みやすく、「まずはざっとフリーランスと税について知っておこう」という場合に最適です。

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